2005年度の国民年金の納付率
67.1%
<公的年金の基本(老齢年金)
スポンサードリンク
2005年度の国民年金の納付率67.1%
2005年度の国民年金の納付率が67.1%で確定したと発表されました。 保険料徴収業務は2002年度に市町村から社会保険事務所に移管されました。 そのときに納付率は前年度の70.9%から62.8%に急落し、その後もわずかに増えただけでした。
ただし、今回の上昇要因は、保険料免除や若年者向けの新たな保険料猶予制度などで納付対象者が減ったことで、 分母が減り納付率が高くなっただけです。
また、社会保険事務所では、前年度の5倍以上の強制徴収を約17万件実施しましたがその影響はわずかだったようです。
67.1%ということは、つまり3人に1人は国民年金を支払っていないということになります。 それほど年金を支払いたくない人がいるのは、国民年金制度への不安感や払い損だと思う人が多いからでしょう。 そこで本当に損なのかどうか計算してみることにします。
国民年金の保険料を現在の13,860円で40年間払うと仮定すると665万2800円になります。 受け取る年金額は満額で年792,100円です。支払った保険料総額をもらえる年金額で割ってみます。
665万2800円÷792,100円=8.39年
つまり、65歳から年金を受け取れば、9年後の74歳には元が取れることになります。 平均寿命が80歳であることを考えると十分元をとれる計算になります。
しかし、実際の保険料の支払い時期も期間も料金も人によって異なるので、あくまでもこの計算は目安といえます。 何より年金制度自体が今後どう変化していくのか予想がつきにくい面もあります。
<このページのポイント>
・国民年金の納付率・・・2005年度は67.1%とわずかだが上昇した。ただし保険料免除や猶予が増えたことの影響が大きい。
スポンサードリンク
次へ 一度破綻している国民年金