2008年4月スタートした「年金定期便」とは?
<公的年金の基本(老齢年金)
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2008年4月スタートした「年金定期便」とは?
「年金定期便」とは、安倍総理が就任時に導入を約束したもので、 厚生年金と国民年金の加入者すべてに支給の見込み額を社会保険庁が通知する制度のことです。
■2007年3月
2007年3月から、35歳と45歳の加入者に保険料納付実績が、同年12月から、55歳以上の人に年金見込み額が通知されます。 年金支給開始年齢が60歳となる(男性54歳以上、女性49歳以上)の方には、2007年度中にも通知が開始される予定です。
■2008年4月
2008年4月からは20歳以上の年金加入者すべてに年金に関する通知が毎年1回誕生月に届くことになります。 加入期間や保険料納付額、46歳以上の人たちは年金見込み額(45歳以下の人たちには保険料納付実績を反映したポイント)が通知されます。
・第1号被保険者(自営業者など国民年金に加入している人)・・・社会保険庁から郵送で届きます。
・第3号被保険者(会社員の妻などの扶養家族)・・・第1号被保険者と同じです。
・第2号被保険者(会社員など厚生年金に加入している人、または公務員)・・・事業所(会社や、公務員の場合は共済)を通して配布されます。 ただしその事業所が、従業員へのねんきん特別便の配布への協力に同意していない場合には社会保険庁から郵送で届きます
年金定期便には、複雑な年金計算を簡単にするためポイント制が使われています。 数式に自分のポイントを当てはめることで年金の見込み額がわかります。 ポイント制度は、2004年度年金制度改正の「年金個人情報(ポイント制)の通知制度の導入」によるものです。
また、実際には25年以上加入しないと年金は受給できませんが、 25年に満たない人でもそれまでに支払った保険料に見合う年金額が通知されます。
年金見込み額については、現在でも58歳になった人に加入状況と支給見込み額を通知されています。
現在でも、社会保険事務所や社会保険庁のホームページで、 50歳以上の人には年金見込額試算やその計算の基礎となった年金加入記録が教えてもらえます。 50歳未満の人には年金加入記録だけです(年金見込額の試算はありません)。
「ねんきん定期便」の開始によって、若い世代の年金制度への信頼回復や 「年金がどのくらいもらえるのかわからない」という不安の緩和が期待されているそうですが、 対象者が7000万人、費用が年間110億円といわれており効果に疑問視する声もあがっています。
社会保険庁では、ホームページで「ねんきん定期便」についての意見を広く募集しており、サービスに反映させたいといっています。
■「ねんきん特別便」と「年金加入記録回答票」
「ねんきん特別便」には、「年金加入記録回答票」と「返信用の封筒」が同封されています。 記載されている年金加入記録に、加入しているはずなのに記録が記載されていない期間がないか、間違いなどがないかを確認します。
「年金加入記録回答票」にもれや間違いを記入して返送します。 第2号被保険者の方で、ねんきん特別便が事業所を通して配布された場合は、その事業所に提出します。
社会保険庁は、返送した「年金加入記録回答票」をもとに記録を確認します。 その確認の結果は「被保険者記録照会回答票」という形で本人に送られてくることになっています。
ただし、住所、氏名、生年月日が間違っている場合は異なった手続きが必要です。
(1)現役世代の場合
・第1号被保険者⇒市区町村役場の国民年金担当窓口へ
・第3号被保険者⇒配偶者の勤務先を管轄する社会保険事務所へ
・厚生年金加入の第2号被保険者⇒勤務先を管轄する社会保険事務所へ
・共済年金加入の第2号被保険者⇒勤務先の共済窓口へ
(2)すでに年金を受給している場合
住所地の社会保険事務所に届けます。
<このページのポイント>
・年金定期便・・・社会保険庁が厚生年金と国民年金の加入者に支給の見込み額を通知する制度のこと。
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